画面作りの話

この間斉木楠雄のψ難をぽけーと見てたらめっちゃ色収差の効果使用してて、よしやろうと思って突発的に色収差も含め画面作りの備忘録を書いてきます。

 まずあれなんです。僕の映像はかなりダサい。なんでかなって思うといろいろと要素は出てくるんですが…。とにかく今回は画面作りについて自分で反省していこうと思います。

ということで今回もAqoursから曜ちゃんをお呼びしましたよ。(前の記事で使ったやつです)それではまずは修正前の画像から

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こんな感じです。前の記事で加工したやつなので少し明るく、コントラストが低かったのでオーバーレイで重ねて少しはっきりとした画像にさせました。その上に渡辺曜とテキストを打ったシンプルなものです。

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それからカラーコレクションをした画像です。まあテキトーですが。ちなみにカラーコレクション(Color Correction)とは画面全体の色を補正する作業です。よくSF映画とかは画面が青っぽい感じだったり、ハートフルコメディとかでは黄色っぽかったりといった調整をする作業のことです。(前にも書いていたらすみません)

 

それではいよいよメインの色収差に入っていきます。

ちなみに色収差とは?

レンズを通った光がある一点に集まらなくてはならないのが、光の屈折率が色によって異なるため、ズレが生じ、レンズを通って映し出されたものが色分解して見えてしまう現象です。…と書いてもわかりにくいので色収差について適用前、後画像を用意しました。ゲストに一色いろはさんにお越しいただいております。

色収差適用前

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背景にいろはすを置いて名前テキストをバンッと置いただけです。

色収差適用後

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どうでしょうか?一色いろはの文字に注目してください。赤や青のにじみが出ているのがわかるでしょうか。これが色収差です。大げさにいうと昔流行ったアナログ3Dメガネの赤と青の本見たいな感じですかね。

話がズレましたが曜ちゃんの方にも色収差を適用します。

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どん。色収差にはいろいろやり方があってどれがいいとかは一概に言えないのですが、色分解なので基本的にはチャンネル系のエフェクトを使用するかと思います。今回僕が使用したやり方は、チャンネルシフトで赤だけをオンのレイヤー、青だけオンのレイヤー、緑だけオンのレイヤーの三つを用意し、すべて加算にするという方法です。これは位置をずらさないと意味ないので少しだけずらすとそれっぽくなります。ちなみに色収差は真ん中からだんだん外に向けてズレが大きくなっていくのが大半なので僕はブラー合成をかけて真ん中から広がるグラデーションマップを作っています。

メインが終わったのサブの効果をかけていきます。周辺減光どん

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周りが暗くなる効果ですね。ボーカロイドのMVでよくみかける表現です。周りを暗くすることで奥行きが付きますし、注目させたいものを協調させらますね。これも方法としては様々あります。一番簡単な方法は黒い平面レイヤーを作成して楕円形のマスクを作り、境界をぼかすというやり方ですね。僕は今回はそのやり方ではなく、真ん中が明るく、だんだん外にいくにつれて暗くなるようなグラデーションマップを作成し、オーバーレイをかけて透明度を調整という方法で作成しました。というのもさっきの色収差の工程でせっかくグラデーションマップを作成したのでそれの再利用です。普段なら前者の方法で行っています。

さて、もう少しリアリティをつける周りを少しブラーでぼかします。

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ここまで来たらカメラっぽさをもっと出しましょう。レンズっぽくレンズ補正を適用します。

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いい感じになりました。それではまとめます。

今回はカメラに起こる現象をこうやって再現しただけでなんか良さそうな画面になりましたね。やっぱり二次元や3DCGといえども結局は現実の模倣なので、現実世界で起こる現象を真似するとクオリティが上がりますね。

今回のことを踏まえ、簡単なモーショングラフィックスを制作しました。Aqoursから曜ちゃんと果南ちゃんに出演してもらいました。

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